ahamo LINEMO どっちが良い? オススメは? 料金、特典、サポート比較

「今ってケータイ電話が安く使えるんでしょ?」

ニュースやネット記事を見て携帯会社の安いプランを見た。

けどどの会社のどのプランを選べば良いか分からない。

あるいは迷っている。

という方もいらっしゃるかと思います。

2021年に大手携帯会社がオンライン専用プランを提供し始めたことで

月々の料金を格段に安くできるようになりました。

今回はオンライン専用プランのうちドコモのahamoと

ソフトバンクのLINEMOの比較を行っていきます。

もし他の携帯会社との比較を見たい場合は以下もぜひ見てみてください。

ぜひ最後まで読んでいただき月々のケータイ料金を安くするきっかけになれば幸いです。

①ahamoとは

ahamoとはNTTドコモが提供しているスマートフォン向け料金プランです。

オンラインでのみ手続きが可能となっており

ユーザーへのサポートを最小限にすることで

日常的にインターネットやSNS、動画閲覧をする方でも

リーズナブルな価格で多くのデータ通信を利用できるプランとなっています。

1.1 3000円で20GB・5分無料通話が利用できるコスパの良さ

ahamoは料金の割に使えるデータ量が多いです。

従来の料金プランよりもかなりコスパが良いプラン設計がされており

今までケータイ料金が高いと感じていたユーザーや国(総務省)も

納得の料金となっております。

総務省が出しているケータイ料金の価格推移を参考にしても

ahamoなどのオンライン専用プランが出てからの割安感は一目瞭然です。

参考 総務省HP 電気通信サービスに係る内外価格差調査 -令和3年度調査結果(概要)-

1.2 オンラインでのみ申し込みができるNTTドコモの料金プラン

ahamoはパソコンやスマートフォンから

インターネットでのみ申し込みが可能となっております。

ドコモショップやインフォメーションセンター(電話窓口)では申し込みができません。

設定や手続きのサポートを省くことでコストを削減した結果

コスパの良い価格で提供できるようになっいます。

最低限、自分自身でスマホの操作や設定ができる必要があります。

※ドコモショップでは有償サポートで申し込みが可能となっています。

1.3 基本情報

ahamoを契約する時、した時に発生する主な料金です。

データ量20GB 2970円
100GB 4950円        
超過後  1GB:550円
通話料5分無料(基本料に含まれている)  
超過後:22円/30秒
かけ放題オプション:1100円
手数料0円
解約違約金0円
契約期間 なし
手続きオンライン手続きのみ
ドコモショップ:有償サポート3000円

基本料金もさることながら従来のいわゆる2年縛りは撤廃され

タイミングを気にせずプラン変更や乗り換えができるのも

大きな特徴でありメリットでもです。

不可解に発生していた事務手数料も無くなったのも嬉しいですね。

1.4 シンプル

ahamo料金プランは非常にシンプルな作りになっています。

金額面で言えば以下と考えて頂ければほぼほぼ良いでしょう。

  1. 2970円
  2. データ量20GB/月
  3. 国内通話5分無料

あとはデータ量を大盛りにしたり無料通話オプションを追加したりすることになりますが

上記3つでほとんどの人が1ヶ月で使う通話・通信を網羅できるでしょう。

② LINEMOとは

LINEMOとはソフトバンクが提供しているスマートフォン向け料金プランです。

オンラインでのみ手続きが可能となっており

サポートを最小限にすることでリーズナブルな価格で

多くのデータ通信を利用できるプランとなっています。

ヤフーとLINEは2021年に経営統合しており

ヤフーはソフトバンクグループの子会社であることから

LINEMOはLINEのサービスを通信量無料で使えたりするのが特徴です。

LINEMOの特徴
  1. ahamo同様、3000円前後で20GB・5分無料通話が利用できる
  2. LINEのサービスがお得に使える
  3. LINEMO基本情報

2.1 ahamo同様、3000円前後で20GBが利用できる

ahamo同様、1ヶ月3000円前後で20GBが利用できます。

ahamoとは若干の価格差や通話オプションに差がありますが

基本的には従来のケータイ料金よりコスパ良く利用できる設計となっております。

2.2 LINEのサービスがお得に使える

LINEMOはLINEを料金面でもサービス面でもお得に使うことができます。

誤解を恐れずに言うと日本のLINE利用率からすれば

実質データ量を20GBよりも多く利用できると解釈しても良いでしょう。

LINEMOの特徴は以下のページ内リンクをご覧ください。

LINEMOの特典

2.3 LINEMO基本情報

以下がLINEMOの基本情報です。

小容量3GBのプランと通話オプションをつけるかを選べるのが

ahamoとの違いとして挙げられます。

データ量3GB 990円
20GB 2728円          
超過後  1GB:550円
通話料5分無料:550円
超過後:22円/30秒
かけ放題オプション:1650円
手数料0円
解約違約金0円
契約期間なし
手続きオンライン手続きのみ

③ ahamoとLINEMOどっちが良い?

ahamoもLINEMOもデータ量20GB/月を

3000円前後で使用できるコスパの良いプランです。

オンラインでのみ手続きやサポートが受けられる制限をかけることで

リーズナブルな価格帯にするという根本的なコンセプトは一緒です。

その上で違いを比較しながらどちらのプランを選ぶのが適切か

見ていきたいと思います。

どっちが良い?
  1. ahamoとLINEMOどっちが良い?〜料金〜
  2. 特典

3.1 ahamoとLINEMOどっちが良い?〜料金〜

ahamoとLINEMOを料金面で比較する時に重要なのは5分無料通話です。

ahamoには基本プランに5分無料通話が含まれており

LINEMOは5分無料通話は含まれておりません。

自身が1ヶ月にどれくらい通話するかを想像しながら比較表を見て見ましょう。

ahamoもLINEMOも3000円前後の料金で20GB/月+5分無料通話をすることが可能です。

細かく見ていくと以下の結論になります。

どっちのが安い?

国内通話5分が…

あり:ahamoのが安い

なし:LINEMOのが安い

料金面で言えば通話の頻度によってどちらを選ぶかが見えてきそうです。

3.2 ahamo LINEMOどっちのが良い?〜特典〜

ahamoもLINEMOは基本の料金では

他社とほとんど差別化ができないため(特にLINEMOは)特典を用意しております。

自社サービスに紐づいた特典があるので

どちらの特典が魅力的に感じるかで

ahamoにするかLINEMOにするかの判断基準になります。

3.3 ahamoの特典

ahamoの特典
  1. dカード
  2. 爆アゲセレクション

3.3.1 ahamoの特典 〜dカード〜

dカードはドコモが提供するクレジットカードです。

ahamo利用中でdカードを利用しているとデータ量を多く使えます。

dカードは年会費無料でショッピングなどの利用でdポイントを貯めることができます。

金銭面でのデメリットは無いのでahamo+dカードで1GBを多く使えて

dポイントを貯めるのも良いでしょう。

dカードの場合

+1GB/月

dカードGOLDの場合

+5GB/月

3.3.2 爆アゲセレクション

ドコモは2023年4月よりahamoやギガホ利用者がYouTube PremiumやDAZN

Netflixを利用すると動画サービスの利用料金の20%をポイント還元する施策を始めました。

ahamoも対象プランなのでahamoの利用を検討していて

以下のサービスを利用している方はお得にdポイントを貯めることができます。

爆アゲセレクション対象サービス
  1. Disney+
  2. Netflix
  3. Lemino
  4. Youtube Premium
  5. DAZN for docomo

爆アゲセレクションについてもっと知りたい方は

こちらの記事も参考にしてみてください。

爆アゲセレクション!dポイント20%還元!? ahamo ギガホをお得に使おう!

3.4 LINEMOの特典

LINEMOはahamoに対抗してソフトバンクが提供し始めたオンライン専用プランです。

ahamoよりお得に使えるよう様々な特典やキャンペーンを打ち出しています。




LINEMOの特典
  1. LINEMO ギガフリー LINEサービスの通信量が無料
  2. LINEMO LINEスタンプforLINEMO スタンプ使い放題
  3. 1年間5分通話料無料
  4. 1年間かけ放題1650円→1100円

3.4.1 ギガフリー LINEサービスの通信量が無料

LINEMOはLINEアプリのトークや音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロとして扱います。

データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)

LINEアプリの通信速度は落ちません。

日本ではコミュニケーション手段として世代問わず多くの方がLINEを利用しています。

僕も友人・知人・家族とはLINEでやりとりすることがほとんどです。

実質、他のキャリアよりも多くデータ量が使えると言って良いでしょう。

3.4.2 LINEスタンプ for LINEMO スタンプ使い放題

LINEMOは追加料金なしでLINEスタンププレミアム(ベーシック)を利用できます。

コミュニケーション手段としてLINEのスタンプを使う方も多いと思いますので

より豊かなLINEでのやりとりができるようになります。

以下がLINEスタンプ(ベーシック)の特徴です。

  • 1000万種類のスタンプが利用できる
  • DL回数は無制限
  • スタンプの保有上限が5種類

種類は申し分ないですね。

スタンプの保有上限が5種類なのが気になる店です。

多くのスタンプを使いたい方には保有するスタンプを入れ替えなければならないので

少し面倒に感じるかもしれません。

と言っても特典のひとつなのでデメリットにはならないでしょう。

3.4.3 1年間5分通話料無料

LINEMOは1年間、1回の通話料を5分間通話を無料にするキャンペーンを行なっております。

550円の通話オプションが0円になりますので1年間はahamoと同等のサービスを

ahamoより安く使えると考えて良いでしょう。

ただあくまで期間の限られた割引なので1年間利用して

自分がどれくらい通話をするのか確認すると良いですね。

3.4.4 1年間 通話し放題が1650円→1100円

LINEMOは時間無制限の通話し放題も1年間割引するキャンペーンを行なっております。

近年はLINE通話などインターネット通信で通話ができるサービスも多く存在します。

仕事で通話が長時間に及ぶというシチュエーションが無い限り

かけ放題はさほど必要性はないかもしれません。

④ オンライン専用プランにする時の3つの注意事項

オンライン専用プランはサポートを最小限にすることで

リーズナブルな価格を実現しています。

これまでは無料で受けられていたショップスタッフのサポートや

電話窓口の利用ができなくなります。

注意点を加味した上で契約を検討しましょう。

  1. ショップやインフォメーションセンターでサポートを受けられない
  2. 操作設定は自身で行う
  3. キャリアメールは使えない

4.1 ショップやインフォメーションセンターでサポートを受けられない

ahamoとLINEMOはオンラインでのみ手続きができるプランです。

ケータイショップやインフォメーションセンター(電話窓口)では

手続きすることができません。

自身でインターネットサイトから申し込む必要があります。

手続きや操作が分からない場合もチャットサポートで質問することになるので

インターネット検索やテキストでのやり取りに抵抗がある方は慎重に検討しましょう。

4.2 操作設定は自身で行う

ahamoやLINEMOは契約ごの使い方や操作方法もケータイショップや

インフォメーションセンターのサポートを受けることは基本できません。

トラブルがあった際も自身で調べて解決するか

チャットで問い合わせすることになります。

とは言ってもスマホの動作系のトラブルは内容によりけりですが

再起動かクリーナー系アプリの削除で改善するような事象が多い気はします^^;

ドコモの場合は最悪有償サポートで急場を凌ぐのも良いでしょう。

4.3 キャリアメールは使えない

ahamo、LINEMOはキャリアメールが使えません。

いわゆるメールアドレスの@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jpです。

ケータイ電話が普及した2000年代は多くの方が

携帯電話のメールアドレスで友人や知人と連絡を取っていました。

今でこそLINEやその他のSNS、Gmailでのやりとりが一般的になってきましたが

ほとんど使わないキャリアメールもいざ無くなるとなると不安に感じる方も多いかもしれません。

ahamoやLINEMOにプラン変更する時は

以下でケータイメールアドレスを登録していないか事前に確認すると良いでしょう。

  • amazonや楽天市場などのショッピングサイト
  • NETFLIXやU-NEXTなどの有料動画サービス
  • アーティストなどのファンクラブ

実際は煩わしい迷惑メールが無くなってむしろスッキリする方も多いと思います(笑)

僕もそうでした。

⑤ どんな人にオススメ?

ahamo、LIENMOにはそれぞれ特徴があります。

特徴を抑えた上でどちらのプランのがオススメかも記載していきたいと思います。

5.1 ahamoがオススメな人

ahamoがオススメな人
  • 契約内容をシンプルにしたい
  • 困った時は有償サポートを受けたい

5.1.1 契約内容をシンプルに使いたい

ahamoは大手3キャリアのオンランプランの中で最もシンプルな作りになってます。

2970円で20GB+5分国内通話無料を使えると考えておけば基本的にはOKです。

オンライン専用プランという考え方はドコモが最初に発表しただけあって

ユーザーのニーズにほぼ全て応えたと言っても良い作りになってます。

料金面でも手間の面でもコスパ良くインターネットや動画視聴、SNSを利用したい方には

ahamoがオススメです。

5.1.2 困った時は有償サポートを受けたい

ahamoはオンライン専用プランのため原則ドコモショップや

インフォメーションセンターのサポートは受けられません。

しかしドコモは有償サポートも提供しているため本当に困った時は

下記ふたつのサービスを使ってみると良いです。

ドコモショップ有償サポートはahamoを契約する時やahamo契約中にその他オプションの手続きをしたい時などに有償(3300円)でサポートしてくれます。

あんしん遠隔サポートは機器操作に特化した電話窓口のサービスです。

月額440円で使いたい放題です。

スマートフォンの操作でお困りの時はあんしん遠隔サポートに問い合わせてみましょう。

5.2 LINEMOがオススメな人

LINEMOはドコモのahamoに対抗するために作られたプランです。

サービス内容を理解しつつ契約すれば料金面でもサービス面でも

ahamoよりもお得に使える可能性があります。

LINEMOがオススメな人
  • 一時期でも良いからahamoより安く使いたい
  • LINEスタンプを色々試して見たい
  • LINEをメッセージ/通話/ビデオ通話をかなり頻繁に利用する

5.2.1 一時期でも良いからahamoより安く使いたい

LINEMOには国内通話5分無料オプションを1年間550円→0円

通話し放題を1650円→1100円にするキャンペーンをしています。

1年間であればahamoと同サービスをahamoよりも安く利用できます。

5.2.2 LINEスタンプを色々試して見たい

LINEMOにはLINEスタンプforLINEMOベーシックを無料で使える特典があります。

LINEスタンプを無料で色々試したい方にもLINEMOはオススメです。

5.2.3 LINEをメッセージ/通話/ビデオ通話を頻繁に利用する

LINEMOはLINEトーク・通話・ビデオ通話を使ってもデータ量を消費しません。

速度制限がかかったとしても最低限のコミュニケーション手段を使えるので

LINEのコミュニケーションを頻繁に行う方にはオススメです。

⑥まとめ

いかがでしたでしょうか。

ahamoやLINEMOはどちらもコスパ良くデータ通信ができるプランです。

もしまだ2022年以降に料金プランを変更していないという方は

ケータイ料金を安くできる可能性がかなり高いです。

ahamo、LINEMOそれぞれの特徴を加味して利用用途に合わせたプランを検討してきましょう。

もし他の携帯会社との比較を見たい場合は以下もぜひ見てみてください。

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