ドコモで安いプランにしたいけどirumoってどんなプラン?
注意点も多いんでしょ?
と、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事はドコモが提供するirumoの注意事項のひとつ
キャリア決済について解説していきます。
気をつける点を知っておかないと意図せず大切なデータが消えてしまうこともあります。
ぜひ最後までお読みいただいてケータイ代の節約に役立てていただければと思います^^
- irumoにしたらキャリア決済が使えるか知りたい
- irumoにしても登録しているサイトが使えるか知りたい
- 他社からirumoへの乗り換えを検討している
- ドコモの他プランからirumoへのプラン変更を検討している
- irumoにした時のデメリットを知りたい
- キャリア決済って何か知りたい
①irumoってどんなプラン?
irumoはNTTドコモが2023年7月より提供開始した低容量・低価格帯の料金プランです。
ドコモには長らく低価格帯の料金プランがありませんでした。
ドコモは2023年7月にirumo,ahamo,eximoという低・中・高容量のプランを用意しました。
これによって多くの人がドコモの中だけでも適切な料金プランを選びやすくなりました。
irumoは低容量・低価格帯の料金プラン、いわゆるライトユーザー向けのプランです。
irumo自体を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
https://te-tosho.com/irumo-ahamo-comparison-notes/②irumoでキャリア決済は使える?
今回の本題irumoでキャリア決済を使えるか。
結論からお伝えすると
- d払い(バーコード)→使える
- d払い(iD)→使える
- ドコモ払い→使える
- SPモードコンテンツ決済→一部使えない
となります。
念のため本記事ではキャリア決済=ケータイ代と一緒にできる支払い方法と定義しておきます。
ケータイ代と一緒にする買い物は以下のようなものがあります。
- 街のコンビニやスーパーなどで買い物
- ネットショッピング
- 有料サイトや有料サービスの登録(サブスク)
- 有料アプリや有料コンテンツの購入
irumoにすることによってできなくなる支払いがあります。
街でお買い物する時、ネットでお買い物をする時にirumoにしても今まで通りの支払い方法が選べるか解説していきます。
2.1 irumoでキャリア決済 〜d払いは使える〜
irumoにプラン変更してもd払いを使うことができます。
d払いはドコモユーザー以外も利用できます。
ドコモのキャリア決済の主流はd払いですので街のお買い物で利用する際はirumoに変えても困りません。
2.2 irumoでキャリア決済 〜ドコモ払いは使える〜
irumoにプラン変更してもドコモ払いを使うことができます。
え? d払いとドコモ払いって一緒じゃないの? 違うの?
と思った方もいると思います。
d払いとドコモ払いの違いについては本記事の別章で解説しておりますのでそちらを参考にしてみてください。
⑨まめ知識① d払い・ドコモ払い・spモードコンテンツ決済は何が違う?
ドコモ払いはAmazonや楽天などネットショッピングをする際の支払い方法として使われます。
ネットでお買い物をする方も増えてきているのでドコモ払いが使えるのは助かりますね。
2.3 irumoでキャリア決済 〜SPモードコンテンツ決済は一部使えない〜
irumoの方はSPモードコンテンツ決済が一部使えません。
この一文が今回最も伝えたいことです。
SPモードコンテンツ決済はファンクラブや有料サイト、ゲーム課金などで用いられる支払い方法です。
支払い方法をSPモードコンテンツ決済にしている方は別の支払い方法にする必要があります。
支払いが遅れるだけならまだしも
サービス自体が自動解約される場合もあります。
もう一度サービスに入り直してもこれまでのデータが削除されてしまうので人によっては非常にショックが大きいです。
支払い方法がSPモードコンテンツ決済のサービスを利用している方はirumoに乗り換える前に必ず支払い方法を変更しておきましょう。
あるいは提供元に「irumoにしてもサービスけは継続されますか?」と問い合わせて見ましょう。
③irumoはキャリア決済でiTunesやGooglePlayを使える?
irumoはSPモードコンテンツ決済が一部使えません。
しかしSPモードコンテンツ決済の代表格とも言えるiTunesやGooglePlayの支払い方法にすることはできます。
以下は公式irumoサイトの引用です。
ahamoおよびirumoでご利用いただけない決済サービスについて
・spモード コンテンツ決済サービス(dメニュー掲載コンテンツ)
NTTドコモ HP
分かりづらい表現ですが利用できないサービス「spモード コンテンツ決済サービス(dメニュー掲載コンテンツ)」書かれております。
dメニュー掲載コンテンツではないGooglePlayやiTunesは利用できるという意味になります。
両プラットフォームで決済方法に制限をかけるのは手数料をもらう損失を考えたのか、プラットフォーム側の圧力があったのかは定かではありません。
多くの方が利用するプラットフォームが使えるのはひと安心ですね^^
④irumoはキャリア決済でLINEスタンプを購入できる?
SPモードコンテンツ決済が使えないとLINEのスタンプも購入できないのでは…?
と不安になる方もいると思います。
irumoはLINEのスタンプの購入をできます。
厳密にはLINE内のコインの購入(チャージ)をすることになります。
コインの購入(チャージ)はSPモードコンテンツ決済ですがdメニュー掲載コンテンツではないためirumoでもLINEのサービスを利用することができます。
LINEも多くの方が使うサービスのためirumoでも使えるのは助かりますね。
⑤SPモードコンテンツ決済を使っている時の対処方法
SPモードコンテンツ決済で支払いをしているサービスがある場合、irumoにプラン変更すると自動(強制)的に解約されてしまいます。
NTTドコモ HP
- 引継ぎができないコンテンツについては、ahamoまたはirumoへの料金プラン変更をした際に、マイメニュー登録は自動的に解除され、当該コンテンツはご利用いただけなくなります。
- ご不明点は各コンテンツプロバイダ様へお問合せください。
この場合、事前に支払い方法を変えることしか方法はありません。
支払い方法の変更は各サービスによって方法が異なります。
各サービスの支払い方法の変更は以下の手順が多いので参考にしてみてください^^
- サイトトップ画面のメニュー「≡」ボタンを押す
- 会員情報、もしくはアカウントを押す
- 支払い方法を押す
- 表示された支払い方法を選ぶ
よく用いられる支払い方法は以下です。
5.1 クレジットカード決済
クレジットカードは最もオススメできる決済方法です。
理由は以下にです。
- 他社へ乗り換えても支払い方法を変えなくても良い
- クレジットカード会社によってはポイントがもらえる
- クレジットカード支払いをできるサービスがほとんど
支払い方法をクレジットカードにした場合、irumoから他のケータイ会社に乗り換えても支払い方法を変更する必要がありません。
加えて支払い方法をクレジットカードにできるサービスがほどんどです。
一度設定してしまえば後から何かする手間がほとんどないのがメリットですね。
僕個人も継続的に加入しているサービスやサブスクはクレジットカードでの支払いにしております^^
5.2 d払い/ドコモ払い
d払いやドコモ払いに支払い方法が設定できる場合は今までとほぼ同じ状況にできると考えて良いでしょう。
加入しているサービスを一覧表示する場所も同じなので何か新しく操作を覚える必要はありません。
- 今までと支払い方法が似ている
- ドコモのマイメニューで利用サービスを管理できる
d払いやドコモ払いにする場合は以下の点を想定しておきましょう。
- そもそもd払いやドコモ払いができないサービスがある
- 他社へ乗り換える場合には支払い方法を変更する必要がある
メリットと注意点を知った上で支払い方法を選択すると良いですね^^
⑥キャリア決済ができないデメリットは?
キャリア決済ができないデメリットは以下になります。
6.1 支払い管理の手間が増える
今までキャリア決済(SPモードコンテンツ決済)だった人がクレジットカードに支払い方法を変更した場合、ケータイ代には料金が載りません。
クレジットカードの明細に料金が載るようになります。
そのため支出の管理が少し面倒になります。
少額だから気にしないという方にはデメリットにはなりませんがサブスクはチリも積もれば山となります。
必須ではありませんが支払い方法は統一されているのが理想ですね。
6.2 都度課金はクレジットカード支払いのが面倒
クレジットカード払いの場合、ライブのチケットを買うだったり商品を買う場合は入力項目が多く購入までの手間がかかります。
キャリア決済であれば暗証番号を入力するだけ購入手続きが完了するので非常に簡単です。
前述した通り、キャリア決済やクレジットカード払いには双方メリットデメリットがあります。
支払い方法の特徴を把握して上手く有料サービスの管理をしていきましょう。
⑦irumoがオススメできる人
irumoは低価格な料金プランに位置付けされます。
しかし注意事項も多いプランですのでirumoがオススメかは料金面と注意点を考える必要があります。
上記を踏まえた上でオススメできる人は以下のような方です。
- スマホはLINEや電話くらいで使用頻度は少なめ
- 1ヶ月のデータ使用量が3GB未満
- 料金プランがドコモのギガライト
- ドコモメールはほとんど使わない
- スマホはそこそこ使うが自宅でも外出先でもWi-Fiをフル活用している
irumoは本記事で解説したキャリア決済以外にも注意事項があります。
irumoの料金や注意事項を解説した記事もございますので興味のある方は参考にしてみてください。
https://te-tosho.com/irumo-ahamo-comparison-notes/スマホの使用頻度が少なく、月々のギガもあまり使わない人は料金を安くできる可能性があります。
irumoの特徴を把握して乗り換えやプラン変更を検討しましょう^^
⑧irumoがオススメできない人
irumoは低容量・低価格の料金プランです。
自宅にインターネット回線が無かったり外出先でもインターネットの利用頻度が高い方にはオススメできません。
- SNSや動画サービスを日常的に使っている
- 1ヶ月のデータ使用量が6GB以上
ドコモの料金プランの場合はahamoやeximoを検討する必要があります。
ahamoについて詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
https://te-tosho.com/ahamo_merit_demerit/他キャリアでも2000〜3000円くらいで1ヶ月のデータ量20GBを使えるプランもありますので検討してみてください^^
https://te-tosho.com/ahamo-povo-comparison/ https://te-tosho.com/ahamo-linemo-comparison/ https://te-tosho.com/rakuten-saikyoplan/⑨まめ知識① d払い・ドコモ払い・spモードコンテンツ決済は何が違う?
ここからはキャリア決済のまめ知識です。
そもそもドコモのケータイ代と一緒の支払いにできる方法は複数あります。
d払い、ドコモ払い、SPモードコンテンツ決済。
利用者に関係する違いをまとめてみました。
キャリア決済以外にもdカードやiD決済などがあります。
名前が似通ったりしていて違いが分からない方も多いと思います。
本記事ではirumoでキャリア決済が使えるかどうかを解説してきましたが
キャリア決済=ドコモとケータイ代を一緒にする支払い
という考え方であればd払いやドコモ払いも使えなくなると誤った解釈をしてしまいます。
d払い、ドコモ払い、SPモードコンテンツ決済の違いを解説していきますので興味のある方はぜひ読んでみてください^^
9.1 d払いとは
d払いはNTTドコモが2018年にサービスを開始した決済サービスです。
お店のレジでQRコードやバーコードを見せることで支払いができます。
ネットショッピングの支払いにも使えたり公共料金の支払いもできたりします。
加盟店も多く2023年10月現在、ドコモで最も使われるキャッシュレス決済です。
- ネットショッピングでケータイ代と支払いを一緒にできる
- 街のお店でバーコード決済ができる
- 公共料金の支払いにも使える
- dポイント還元がある
- ドコモで最も馴染みのなるキャッシュレス決済
ドコモ払いやSPモードコンテンツ決済ではお買い物時のポイント還元はありませんがd払いにはポイント還元があります。
今回紹介した支払い方法の中でd払いを選べるお店の場合はd払いで支払うのが良いでしょう。
9.2 ドコモ払い
ドコモ払いには前身としてドコモケータイ払いというサービスがあります。
これはスマホ以前のいわゆるガラケー時代から使えた支払い方法です。
- ドコモケータイ払い=ガラケーの支払いサービス
- ドコモ払い=スマホの支払いサービス
- 両方ともネットで買い物する時の支払い方法
街のお店でキャッシュレス決済が普及する前のサービスです。
- ネットショッピングでケータイ代と支払いを一緒にする
- 街のお店でのバーコード決済はできない
- dポイント還元は無い
- d払いの前身の支払い方法
今と比べればまだまだ使える機会は少なかったと言えるでしょう。
d払いとは別の支払いの扱いでしたがが街のお店でバーコード決済ができる「d払い」が生まれてからは「d払い」にサービスが統合されました。
9.3 SPモードコンテンツ決済
SPモードコンテンツ決済は2010年に開始した決済サービスです。
GoogleのPlayストアやappSTOREで有料のアプリや映像データを買うことができます。
d払いとの大きな違いは
デジタルコンテンツを買うための支払い方法
というところです。
2009年にAndroidスマホがドコモから販売されたため、多くのデジタルコンテンツがインターネット上で利用できるようになりました。
当時のドコモスマホ利用者の大多数はSPモードに加入していたためSPモードコンテンツ決済が利用できました。
有料アプリを購入するのはスマホのOS開発元であるGoogleやAppleのプラットフォームを使うのでSPモードコンテンツ決済が多くの方に利用されました。
- スマホ向けアプリや音楽・映像などのデジタルコンテンツをご購入できる
- ドコモのケータイ代と一緒の支払いになる
- dポイント還元は無い
- SPモードの契約がある人のみ利用できる
今はirumoやahamoなどSPモードコンテンツ決済が使えない料金プランも増えてきました。
今後の方向性としてSPモードコンテンツ決済を使う機会は減っていくことが想定されます。
⑩まめ知識② ドコモスマホでキャリア決済の歴史
ガラケー時代からケータイ代と合わせてデジタルコンテンツを購入する決済方法は存在しました。
ドコモからスマートフォンが販売されてからのキャリア決済の変遷はざっくりと以下のような流れです。
マイナーチェンジをしながら今のd払いに至ります。
特に2019年にコロナが流行った時に接触を恐れてキャッシュレス決済が爆発的に普及しました。
コロナの少し前に始まったサービスがd払いを含めたバーコード決済です。
処理スピードも含めてキャッシュレス決済の理想とも言えるiDは出てくるのが早過ぎたサービスなのかもしれません。
⑪まとめ
いかがだったでしょうか。
irumoでキャリア決済が使えるかについて解説しました。
まとめると以下になります。
- irumoでキャリア決済は一部使えない
- d払いは使える
- ドコモ払いは使える
- SPモードコンテンツ決済が一部使えない
- SPモードコンテンツ決済で使えるのは?
- dメニュー掲載サービスは使えない
- iTunes,Google Playコンテンツは使える
- LINEのスタンプも購入できる
- 自動解約するサービスがある
- クレジットカード払いかd払いへの変更がオススメ
- 今後、SPモードコンテンツ決済は主流じゃなくなる
- irumoがオススメできる人
- スマホはLINEや電話、メールくらいで使用頻度は少なめ
- 1ヶ月のデータ使用量が3GB未満
- 料金プランがドコモのギガライト
- スマホはそこそこ使うが自宅でも外出先でもWi-Fiをフル活用している
- irumoがオススメできない人
- 動画サービスやSNSを日常的に使っている
- 1ヶ月のデータ使用量が6GB以上
参考になれば嬉しいです。
irumoは注意事項の多いサービスですがスマホの使い勝手が全く変わらず今までよりもケータイ代を安くできる方も一定数おります。
自身のスマホの用途と利用状況を把握し最適な料金プランを選んでいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
https://te-tosho.com/irumo-ahamo-comparison-notes/ https://te-tosho.com/irumo-gigalite-comparison/ https://te-tosho.com/irumo0-5gbplan/
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